Peri's Hobby
Periの雑多なホビー活動の記録

新水槽立ち上げ計画

出窓の下に、1900x370x360、ローボード(キャビネット)があります。
これは、水槽台にすることを織り込んで配管穴とか強度を考えて、オーダーで作ってもらったものです。通常の家具と違い、あえてべた底にしてあります。
ここには、空回し30cm規格水槽と、グッピーが入っている30cmキューブ水槽が設置してあります。
これを撤去して、1200x300x300水槽を立ち上げる計画です。グッピーを入れた水草水槽にして、手をかけない自然繁殖を狙います。

仕様の検討


水槽サイズの検討


ローボード設計時には、60cm規格が2本置けると良いと考え、奥行き300mmを設置できるようにしてあります。
ローボードにはコンパクトステレオが置いてあるので、設置限界幅は1200mmとなります。
ローボード設計時には、60cm規格が2本置けると良いと考え、奥行き300を設置できるようにしてあります。
高さは、ライトリフトが無ければ360mmも設置可能ですが、90cm水槽でメタハラにしたところ具合が良いので、高さを30cmに押さえてライトは持ち上げることにします。
1200x300x300の水量は108Lです。大人男性2人よりも軽いのと、負荷が幅広く分散するので、OKとします。

水槽の選定


1200x300x300は、カタログモデルから探すと、
アクアシステムのグラディ1200か、プレココーポレーションのグラシアカウンター GL1200Cがあることがわかりました。
アクアシステムは、正面が傾斜しており、設置位置が低いので具合がよさそうですが、上面幅が20cmになってしまいメンテナンスがちょっといやな感じなので、オーソドックスなプレコにします。ガラス厚が8mmなので、その点でも安心です。
プレコの水槽は、接着剤の色が透明と黒で選べます。ここはADAの90cmに合わせて透明にします。
購入は、プレコに水槽をオーダーした知人に紹介してもらったショップから可能なことがわかりました。

濾過システムの選定


水量が108Lなので、濾材はトータル5L以上でできるだけ多くした外部フィルターとします。
フィルターは、キャビネット内に設置するので、30cmx30cmというサイズの制約があります。現在は、エーハイムの2222と2011が入っています。2222は高さが29cmなのでぎりぎりです。2222よりも背が低いフィルターは、テトラのユーロ EXパワーフィルター60くらいしか見つかりません。
2222は、コンテナが入って濾材容量が2.3Lなので、2基使用でなんとかなりそうです。容量が足りなければコンテナを撤去するように改造すればいいので、現用と90cmのプレフィルターに使っている2222をキャビネットの2箇所に設置することにします。代りに90cmに2217を導入し、2224は撤去することにします。
2222は、エア抜きが手動なので、出水側ホースの途中にダブルタップを挿入することにします。

濾材の選定


現在の2222は、30cmキューブ用にシポラックスと90cmのプレフィルターでサブストラットが入っています。
濾材のメンテナンスが楽なのはリング濾材なので、サブストラットは撤去してリング濾材を導入します。サブストラットは洗うと白い汁が出るのと、コンテナから出せないのが問題です。スポンジはもみ洗いが必要なので論外。ボール状だと通水性と表面積でリングより不利になります。
すると、流用可能な濾材は、2222と2224のシポラックス 約5.3Lになります。
新たなシステムで必要な濾材は、2217の6Lと、2222が2台分で4.6Lの合計で10.6リットルになります。
よって、リング濾材を5リットル程度購入する必要があります。
濾材は安定して表面積が大きければ何でも良いので、チャームで一番安いリング濾材を購入します。
セッティングは、90cmは2224+2222のほかにES-600にシポラックスが6Lあるので、2217に新しい濾材を入れて、新水槽で使う2222にシポラックスを使います。そうすると、いきなり出来上がった濾材で立ち上げるので、水温だけ合わせれば即日生体を入れることができます。

照明


1200水槽の底面積は、120x30 = 3600cm^2なので、水草水槽の照明の目安である1cm^2あたり0.03〜0.04Wとすると、108W〜144W程度必要となります。
設置場所の関係から、高さが必要なメタハラは使用できないので、蛍光灯照明器具が選択の対象となります。
120cm水槽用の照明は限られており、この光量をもつ製品は55WPL管を2本使った、アクシーイオンか、36WPL管4本のアクシーニューツインしか見つかりません。水深が浅いので、テネルスが赤くならないよう110Wのアクシーイオンを採用することにします。

底床


キャビネットの上面が黒で、黒いゴムシートを挟むので、暗色系の普通の大磯を中心に考えます。
手持ちに、ADAのリオネグロサンドがあるので、仕切りをいれて一部白い砂の場所を作ることにします。
リオネグロサンドは水草が植えられないので、コリドラスを入れて余裕があれば湧水もおもしろいかもしれません

ヒーター


水量が108Lなので、200W〜300Wが適当となります。ヒーターは故障が怖いので大きい水槽には2本入れるのが常套手段とされていますが、実際には5年くらいは故障しませんから、1本にします。ただし、サーモとヒータは別体にして、ヒータのみの交換ができるようにしておきます。水槽用のヒータは、水温が設定値なら電力は消費しないので、ヒータでの消費電力は水量で決まります。ワット数が高いほうが水変え時に素早く適温になりますが、オーバーシュートも大きくなりがちです。水が良く混ざる状況でセンサーの位置をうまくすればオーバーシュートは押さえられるので、300Wを1本とします。

エアレーションとCO2


自作デフューザを使います。CO2添加はしません。
CO2を入れる場合は、うちでは90cmのミドボンから分岐して配管に入れることになりますし、用品はアクア用ではなく産業用空圧機器用を買います。

バックスクリーン


白系の半透明の塩ビパネルを、透明テープで設置します

肥料と水草


長さを生かして、有茎少々とバリスネリア系を植えてたなびかせて、あとは背が低い草を広めに植える感じで行こうかと思っています。とりあえずは90cmから適当に移植することにします。
したがって、立ち上げ時は、砂利の下にカリ肥料を埋めておき、あとは適宜追肥をする方向でやってみることにします。

購入


購入品リスト


品目 品名 数量
水槽 プレコ GLASIA カウンター GL-1200C 1
フィルター エーハイム クラシック 2217 1
濾材 リング濾材 5L
ダブルタップ エーハイム ダブルタップ 12/16 2
照明 アクシーイオン 120 1
底床 大磯砂利 18L
ヒーター 300W サーモセット 1


実際のセッティングは、次のページ


FirstUpload 09/12/12-15:23 : LastUpdate 10/01/04-22:26

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